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医者は死が怖くないのか

「死が怖くない」などと高を括っていた人が、いざ死に直面するとまったく逆の反応を示すことを、こちらで詳しく説明しました。 死より怖いものはない。死は怖くないと思わせる心がある。死の恐怖は人間の優れた能力。 同じことは医者にもいえます。 医者は仕事柄、多くの死に直面しているため、一見すると死に対する免疫がありそうに思えますが、果たしてどうでしょうか。心療内科医の星野仁彦(福島学院大学教授)は、自分がガ […]

死刑囚は死が怖くないのか

「死が怖くない」などと高を括っていた人が、いざ死に直面するとまったく逆の反応を示すことを、こちらで詳しく説明しました。 死より怖いものはない。死は怖くないと思わせる心がある。死の恐怖は人間の優れた能力。 同じことは死刑囚にもいえます。 残忍な死刑囚は、一見すると死など恐れていないように見えますが、果たしてどうでしょうか。画家や教師と偽り、2か月足らずの間に女子高生を含む8人の女性を暴行して殺して埋 […]

自殺しても楽になれないワケ

誰でも1度は死にたいと思っている こちらの記事で詳しく説明した通り、人生は苦しみで溢れています。 【人生は苦なり】誰でも1度は死にたいと思ったことがある。なぜ人生は苦しみで溢れているのか?四苦八苦の本当の意味とは? どんな人でも「死んだほうが楽だろう」と1度は思ったことがあるものです。たとえば、お笑いタレントの松本人志は、あるテレビ番組で、「自殺を考えたことなんてないでしょ?」と質問されて、「いや […]

やっぱり死は怖かった。臨死体験研究のパイオニア的存在、エリザベス・キューブラー=ロスの嘘

「死は怖くない」と主張する人はたくさんいます。しかし、平生元気がいい時に想像する死と実際の死との間には深い深いギャップがあります。そのことをこちらで詳しく説明しました。 死より怖いものはない。死は怖くないと思わせる心がある。死の恐怖は人間の優れた能力。 ここではキューブラー=ロスの事例を紹介しましょう。 精神科医のエリザベス・キューブラー=ロスは、ターミナルケア(終末医療)の先駆者であり、「死の専 […]

【悲劇】白骨の御文が作られるまでのエピソード

蓮如在世の延徳元年、山科御坊の近くに青木民部という浪人がいました。民部には、清女という17歳になる一人娘がおり、清女は身分の高い武家に見初められ、8月11日に式を挙げることになりました。貧乏浪人の娘が大身の武家に嫁ぐという話しは滅多にあることではありません。願ってもない良縁に喜んだ民部は、先祖伝来の大切な武具まで売り払って嫁入り支度を調えました。しかし、幸せな彼らを不幸が襲います。式の当日、主役の […]

托鉢や乞食は自分のためではなく人のためにやっている

利他が人生の目的である死の解決をするために非常に重要であることは、こちらの記事で詳しく説明しました。 【自利利他】人を幸せにする幸せ。その限界と重要性。 そのため、釈迦を始め、仏教者は人間に利他心を生じさせるため、様々な手を使っています。たとえば、托鉢や乞食(こつじき)といった行為は、自分が欲しくてやっているのではなく、縁を結ぶためであり、相手に大切なものを出させて利他心を生じさせるためにやってい […]

望まない孤独は万病のもと。詐欺師も広告も宗教も孤独につけ込む

「人間元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。大勢の中に混じっていたからって孤独になるのは、わかりきったことだ」(田山花袋/小説家) 孤独の怖さ 周知の通り、望まない孤独は健康に深刻な害を与える万病のもとです。孤独のリスクについて、心理学者のジュリアン・ホルトランスタッド(ブリガムヤング大学教授)は、「一日タバコ15本吸うことに匹敵、アルコール依存症であることに匹敵、運動をしないことよりも高い […]

人間は絶体絶命の状況に置かれても安心してしまう【仏説譬喩経より】

仏説譬喩経には、人間の実相を教えた次のような話があります。曠野をさまよう1人の旅人がいました。すると、どこからともなく、獰猛な大虎が旅人に襲いかかってきました。それに気づいた旅人は必死で逃げましたが、距離はみるみるうちに縮まります。他にどうしようもなく、ひたすら逃げていると、井戸があることに旅人は気づきました。井戸からは樹の根が下に垂れ下がっており、旅人は間一髪のところで根を伝って大虎から逃れまし […]

【睡眠欲の正体】睡眠で人生が破滅する

「朝起きて 夜寝るまでに 昼寝して 時々起きて 居眠りをする」「世の中に 寝るより楽は なかりけり 浮世の馬鹿が 起きて働く」 これらの歌の通り、人間は寝ることが大好きです。睡眠での失敗は誰にでもあるでしょう。睡眠を邪魔されれば、善知識だろうが親だろうが、心の中で八つ裂きにします。善知識は聴聞の妨げになるから起こしてくれたのであり、親は遅れないよう起こしてくれたのにもかかわらずです。釈迦十大弟子の […]

【名誉欲の正体】名誉のためなら死を選ぶこともある。

「立場や地位を求め闘うことは、私たちの遺伝子に刻み込まれた本能であって、ヒエラルキーにおける立ち位置は私たちの幸福の感情を左右します。なので私たちは、自分より社会階級が低い人と自分を差別化するのにエネルギーを費やします。自分たちがどのヒエラルキーに属するか信号を送ろうとし、実際よりも少し高い社会的地位にあるように見せかけようとします」(マイク・ヴァイキング著「デンマーク幸福研究所が教える『幸せ』の […]