皆さん、こんにちは。
ようやく暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
最近、安楽死のニュースに触れることが増えました。
ドキュメンタリーなどをテレビで見た人も多いかと思います。
苦しみに耐えられなくなって死を選択したわけですね。
あそこまで苦しみが大きくなってしまうと非常に難しいでしょう。
家族愛などの「愛の力」では、どうすることもできない苦しみがあるのですね。
「人生には耐え難い苦しみがある」
これが大問題なのです。
「人間に耐えられない試練はない」などと言う人たちがいますが、これは綺麗事であり、苦しみが他人事になってます。
人間は火に触れただけで激しく苦しみます。
そして、大きな苦しみを感じると、それを取り除くことが最優先になります。
火で焼かれれば消すことが最優先になります。
他にどんな心配事や悩みがあろうが、それらは後回しになります。
「人生は夢」だとか、「人生はバーチャルリアリティ」だとか言う人は多いです。
確かに、その通りなのですが、このように言う人は、まず間違いなく「苦しみ」の視点が抜けています。
人間にとって1番重要なことが抜けているということになりますね。
逆に、大きな苦しみがなければ、人生はたいして問題ではありません。
たとえば、「人生に目的がある」などと言う人は少なくありません。
しかし、目的を達成しなくても、たいして苦しまずに済むのであれば、苦労して達成しなくてもいいでしょう。
好きなように生きればいいと思いますし、釈迦も仏教を説いていなかったはずです。
人生は至る所に危険があり、いつ大きな苦しみがやってきてもおかしくありません。
特に、最強の苦しみである死がやってくれば取り返しがつきません。
一刻も早く死を解決する必要があります。