人間は、自分に都合がいい人を「いい人」だと思い、自分に都合が悪い人を「悪い人」だと思う

人間は利己的な動物であり、自分が1番大切です。

人間の愛は偽物。人間の本性は我利我利亡者

人間は他人を評価する際、「自分の都合」を入れてしまいます。つまり、自分に都合がいい人を「いい人」だと思い、自分に都合が悪い人を「悪い人」だと思ってしまうのです。
アインシュタインは次のように言いました。
「私が役に立つかぎり、人々は私におもねります。でも、自分たちが賛成しない目標のために力を尽くそうとすると、自分たちの利益を守るために、たちまち誹謗中傷に訴えるのです」
田中角栄はロッキード事件で日本中から非難されましたが、票集めのために富をもたらした新潟県民にとっては英雄です。
人間は自分に対して、実際よりも魅力的なイメージを抱いていますが、そのバイアスは友人に対しても働いているようです。実際の友人の写真はどれか選ばせたところ、やはり加工されて実際よりも魅力的に写った写真を選んだといいます(自分の写真は13%、友人の写真は10%、面識のない人の写真は2.3%、それぞれ魅力度を上げた写真を選んだ)。
人気アイドルグループ乃木坂46の生駒里奈は、学校でいじめを受けていたことを告白していますが、乃木坂に合格すると周りの人間の態度が一変したと語っています。
「学校では最底辺のスクールカーストの底辺にいたけど、テレビで人気がでたら手のひらを返したように皆近づいてきた。人間って若い時からこうなんだと思って人が怖い」(生駒)
大阪市長などを務めた橋下徹も次のように語っています。
「政治の世界、ちょっと注目されている時にはみんなが来る。でも、僕も当然たたかれてヒューって下がる。あっという間にみんな去って行きますからね」
「それまで大阪都構想の住民投票の時には『命をかけて橋下さんを支えます!』と涙を流して言ってるのに負けた瞬間、サーって・・・・わっかりやすい。わっかりやすい」
同じ人が、自分の都合によって、いい人から悪い人になり、また悪い人からいい人になり・・・、とコロコロコロコロ変わっていくのです。コロコロ変わるから心という説もあるぐらい、人間の心は変化しやすいものです。この自己中心的な人間心理を頓智で有名な一休は、「今日ほめて 明日悪く言う 人の口 泣くも笑うも 嘘の世の中」と詠みました。

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