幽体離脱

幽体離脱とは

辞書には次のように書かれています。

意識霊魂肉体から離れているとされる状態をいう。(大辞泉)

幽体離脱と臨死体験

臨死体験研究で知られるジェフリー・ロングによれば、臨死体験者の75.4%が体脱体験をしているとのことです。

体験者の声

体験者の主張をいくつか紹介します。
ヘミシンク(変性意識状態を体験できるとされる音響技法)を開発したことで知られ、自身でも何百回と体脱体験をしているというロバート・モンローは次のように言います。
「肉体は『私』が使うための道具にすぎないということだ。だから、『私』が出て行ってしまうと、その体には何の意味もない。肉体がそれほど取るに足りないものなのだから、墓も地下納体堂も必要がない。『私』はそこにいないからだ」
「直接体験したことによって、自分が肉体としての死を超えて生き延びることを、信じ始めるというより知り始めるのである」
「肉体の死を超えた生存ということは信じるか信じないかの問題ではなく、この世に生まれることと同じ位に当たり前の事実なのだ」
「人は肉体に制限されることなく、行動し、考え、存在できるという可能性を受け入れなければならない」
「この世界では基本原理が違う。物質界の基準でいう時間というものは存在しない。順を追った出来事、すなわち過去も未来もあるが、分け目がない。過去も未来も『現在』と完全に重なり合って存在し続ける」
「移動のための、自動車、船、飛行機、ロケットなどは必要がない。移動することを『考える』とそれが現実となる。電話、ラジオ、テレビなど、伝達を助ける道具に価値はない。意思伝達は瞬時にできる」
「肉体での『視覚』とはまったく違う。頭を回さなくても一度にすべての方向が『見える』。それと同じことが他の肉体的な感覚にも当てはまる。最初は人があなたに『話す』のを聞いていると思う。まもなくあなたは『耳』が感覚器官を通してメッセージを受け取ったのではないことに気づく。何か他の方法でメッセージ(思考)を受け取り、意識がそれを理解できる言葉に翻訳したのだ」
また、坂本政道という人は、自身の体脱体験を綴った著書「体外離脱体験―東大出エンジニアの体験手記・考察 肉体から独立した自己が存在する!」の中で次のように語っています。
「私の人生観、世界観、宇宙観はこの体験で一変した」
「私は、大学で物理を専攻したぐらい徹底した物質論(唯物論)者だった。すべての現象は、物質とエネルギーで説明できると固く信じていた。人間の精神活動も、脳細胞の、つまりは、物質の作用だと信じて疑わなかった」
「それまで『自分』とはこの肉体と切っても切り離せないものと信じて疑わなかったが、それは間違いだった。『自己』は肉体から独立して存在するのである。その自己を精神とか意識とか、また魂と呼んでもいいかもしれないが、それをわたしは信じているのではない。知っているのだ。これは、体脱を経験した私にとってもはや疑いようのない真実である。誰が何と言おうと、世界中の人が反対しようとかまわない。これは私にとって真実である」
神原康弥という人は、2歳半の時に脳症と告げられ生死をさまよい重度障がい者となった人ですが、彼は魂との会話ができるといいます。彼の紹介文には「ふつうの人に見えないものが見えることを知り、世の中に広めていこうと決心」とあります。
彼の体験談を綴った著書(指弾を使って母親に伝えたという)、「ぼくはエネルギー体です」の中に、これまで論じたことと共通する点があるのは興味深いです。
たとえば次のようなことを言っています。
「人は、身体を失い、魂となって宇宙に昇ったあとも、生きていたころの人格を失うことはない。また、その時の記憶を失うこともない。宇宙にいる限り、すべての地球での思い出も経験も忘れないでいる。ただ、身体をもって地球上で生きている時だけは、輪廻転生を繰り返したことを忘れている」

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