【最新版】臨死体験研究

臨死体験に似た話は古代オリエント(紀元前4000年頃)からあり、ソクラテスの時代から記録されていますが、1970年代から報告が増えました。
それまでは心肺停止すれば、ほぼ確実に死を意味していましたが、蘇生術が発達して死なないケースが増えたためです。
アメリカの世論調査によれば、人口の5%にあたる1300万人が臨死体験の経験があるというデータもあるようですが、はっきりとはわかっていないようです。

臨死体験の根拠

3000を超える臨死体験の事例を集めたデータベースを運営している医師のジェフリー・ロングは、これまでの研究から死後生の存在を証明すると考えられる論拠を9つあげています。

  1. 意識不明、あるいは臨床的に死亡している時、非常に系統立った明瞭な体験をするというのは、医学的には説明不能である
  2. 臨死体験者は、しばしば体外離脱状態に陥り、そこで見聞きした内容はほぼ常に現実と矛盾しない
  3. 視覚障害者や盲目の人でさえも、臨死体験中には、正常あるいはそれ以上の視覚的なビジョンを見る。生まれつき目が見えなくても、体験では生々しい視覚的なビジョンを見た人もいる
  4. 意識があるはずもない全身麻酔下で、典型的な臨死体験が起こることもある
  5. 臨死体験中のライフ・レビューは、たとえ本人がその出来事をすっかり忘れていても、体験者の人生を正確に再現している
  6. 臨死体験中に出会うのは、まず例外なしにその時点で死亡している人間で、ほとんどの場合、親族である
  7. 幼い子供の臨死体験と大人の臨死体験の内容が驚くほど似通っているという事実は、それらが現世での何らかの信条に影響されたものではないと強く示唆している
  8. 世界中の臨死体験の内容が驚くほど共通しているのは、臨死体験が本物だという証拠である
  9. 臨死体験者は、体験後にさまざまな面で変化を遂げ、その多くは一生続く

臨死体験の内容

また、ロングは臨死体験者613人にアンケートし、臨死体験には以下の12の特徴の1部あるいはすべて含まれるという結果を得ています。

1.体外離脱体験(75.4%)
2.知覚が鋭敏になる(74.4%)
3.強烈な感情、多くの場合、ポジティブな感情が芽生える(76.2%)
4.トンネルに入る、あるいは通り抜ける(33.8%)
5.神秘的あるいは強烈な光に遭遇する(64.6%)
6.神秘的な存在、あるいは亡くなった身内や友人など、他者に遭遇する(57.3%)
7.時間や空間の変化を感じる(60.5%)
8.人生回顧(ライフ・レビュー)が起きる(22.2%)
9.この世のものではない(天国のような)世界に遭遇する(40.6%)
10.特別な知識に出合い、習得する(56.0%)
11.ある境界や限界に到達する(31.0%)
12.自発的あるいは非自発的に、肉体に帰還する(58.5%)

臨死体験者の声

脳神経外科の世界的権威、エベン・アレグザンダー(ハーバード・メディカル・スクール准教授)は、死亡率が97%といわれる状態から臨死体験を経て生還し、完全な回復を果たしたという人です。その体験を綴った著書「プルーフ・オブ・ヘヴン」は全米で200万部を売るベストセラーとなっていますが、その中で彼は次のように語っています。
「脳や肉体が死んでしまっても意識は消滅せず、人間は死を超えて経験を継続していくことを、私の臨死体験は教えてくれた」
「脳が高次の世界への接触を遮断している仕組みを理解するためには、一時的に仮定上の話として、脳それ自体は意識を作り出さないという観点に立つ必要がある。脳はその反対に非物質世界における非身体的な意識を、減圧弁またはフィルターとして、生きてこの世界にいるわれわれに許容できる範囲に制限する働きをしていると考えるのである。この世界の側から見れば、そこにははっきりした利点がある。脳が休みなく働き続け、周囲からなだれ込んでくる知覚情報をろ過し、生存に必要なものを選り分けてくれているおかげで、われわれはこの世界を超越している自分の本質を忘れた状態で『今、この場所』にはるかに効率的に集中することができるのだ」
「脳それ自体のせいで、われわれは自分自身やその考えを脳に関連づけてとらえるやり方に慣らされてしまい、脳や肉体を大きく超える存在である本来の自分に気づく力を失っているのである」
「眠っている人を見ても、その身体は知っているその人のものだということがわかる。そこにはその人の存在感がある。だが医師の大多数は、昏睡状態にある人にはそれがないと言うだろう(理由は説明できないかもしれないが)。身体は目の前にありながら、まるでその人が『そこには存在していない』ような、ほとんど物理的な奇妙な感じがするのである。その人の本質がどこかへ行ってしまったような、説明のできない感覚だ」
2012年10月8日号の米誌ニューズウィークは「死後の世界は存在する」という見出しを掲げ、エベン・アレグザンダーの臨死体験をカバーストーリーに掲載、「死後の意識が存在する科学的な根拠を得た」という話が紹介されています。
また、東京大学医学部教授であり、自身も臨死体験をしたという珍しい経歴がある矢作直樹は次のように言います。
「魂自体は他の魂や霊と交感することができ、互いの姿が見え、声が聞こえ、自由に空間を移動することができるが、着ぐるみ(肉体)をまとうとそれらの能力は封じられる。ごく稀に着ぐるみをまとっても魂の機能が顕れる人間がいるが、そうした人々が一般に『霊感、霊力が強い人』と呼ばれている人々である」

悪い臨死体験例

悪い臨死体験の事例もあるのでいくつか紹介します。

悪い臨死体験(いわゆる地獄)の事例

臨死体験研究者の声

臨死体験研究者の結論もいくつか紹介します。
「人間の意識について現在われわれにわかっていることを、最も簡潔に、しかも最も論理的に説明できるのは、われわれ1人1人に魂というものが脳の組織とは独立して実際に存在するという仮説しかない」(メルビン・モース/小児科医)

「臨死体験は脳の産物ではない。人間は肉体とは別の意識体をもっていて、その意識体が脳から抜け出すことで死の過程が始まる」(ピーター・フェンウィック/精神神経科医)

「人は死ぬと、別次元の存在あるいは別の状態の意識、死後の生命に入っていきます。それは私たちが今暮らしている地上界のものとは、大きく異なったものです。地上界の言葉では到底表現できないような世界なのです」(レイモンド・ムーディー)

「何千件もの臨死体験を分析し、そこに見られる死後の『生』の証拠を注意深く検討してきた結果だ。私はいま、一片の疑いもなく、肉体的な『死』のあとの『生』が存在すると信じている」(ジェフリー・ロング)

死に際の言葉

臨死体験だけでなく、臨終に起こる不思議な現象についても近年研究されています。

死に際の言葉を集めた研究。地獄を見たという事例

良い臨死体験への反論

たとえば、いわゆる天国のような良い臨死体験をしたという人が多くいます。良い臨死体験をした人は、死後を良い世界だと思うようになり、そのため死後や死に対する恐怖もなくなったという流れになっています。
一方、当会は仏説の通り「死後は必ず地獄」を主張しています。この良い臨死体験について反論記事を書いています。

「死後が地獄なら、良い臨死体験があるのはなぜか」への回答

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