【色欲の正体】どんなに真面目そうに見える人でも性欲が渦巻いている。縁さえくればどんな性犯罪でも犯す

「インド独立の父」ガンジーは、今日「聖人」と評されている人ですが、彼には次のようなエピソードがあります。
具合の悪い父をガンジーが看ていた時のことです。突如、性欲にかられたガンジーは、父親の世話を叔父にまかせると、熟睡中の妻を起こし行為に没頭しました。その間に父親が死んでしまい、死に目にあうことができませんでした。その時の行為をガンジーは、「大いに恥じ、大いに悲しんだ」と言い、次のように語っています。
「私の孝行心は測り知れないものであり、そのために何もかも捨てることができる、といつも思っていましたが、仕えているときにも私の心は性欲を捨てられないでいました」
それ以来、ガンジーは夫婦の交渉を絶ったといいます。
どんなに真面目そうに見える男でも内実は性欲が渦巻いています。
性科学者のアルフレッド・キンゼイは、「人間男性は、もしも社会的束縛がなければ、全生涯を通じて乱婚的に性的パートナーを選択することであろう」と言います。
さらに心に目を向ければ、ある哲学者が言ったように、「もし男が目だけで女をはらませることができるならば、80、90のお婆さんに至るまで、道行く女性は1人残らず妊娠する」のです。
八大地獄の1つに衆合地獄というのがあり、さらにその中に刀葉林地獄というのがあります。
この地獄には天を摩すような大樹がそびえたっています。葉は鋭い刃ででき、焔を吹いています。
罪人が樹の頂きを見ると、美しい女がこっちに向かって媚びを売り、手招いています。それを見るや罪人は、われを忘れ登ろうとします。
刃に肉が切り裂かれ骨を削られて血だらけになりながら、やっとのことで頂上に着き、いざ抱こうとすると、女はこつぜんと消え地上に現れます。そして、「あなたを慕って下りてきました。早く抱いてください」と、再び媚びを売ります。
罪人がこれを見て、また、われを忘れ降り始めると、刃が今度は一斉に上を向き、罪人を切り裂きます。
やっとのことで地上に下り、今度こそはと女を抱こうとすると、またこつぜんと消え頂きに現れます。これを無量の間繰り返すといいます。
性欲に振り回される人間の姿によく似ています。
人間は意識するとしないとにかかわらず、性の問題に苦しんでいます。
「ああ、世の中には面白くないことがたくさんある。神様、あなたは女までお作りになりました」(ロシアの諺)

「君の人生に女が入ってくる。素晴らしいことだ。出ていってくれたらもっと幸福なのに」(ポール・モラン/作家)

「女人は我々男子には正に人生そのものである。即ち諸悪の根源である」(芥川龍之介)

女の性欲も相当です。ペニスの形からもそれがわかり、他人の精子を取り除くために今の形になったといわれています。

恋愛と性の真実

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