こんにちは、オンリーライフです。
今年も残り3か月ほどとなりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
人生は進歩していますでしょうか。
新年を迎えられる保証はどこにもない無常の世です。
昨日は安倍元首相の国葬が行われましたが、世を見渡せば「死」に関するニュースで溢れています。
「自分で腕の骨も足の骨も折る。これを避けるためなら何でもする」
あるロシア人男性は、BBCの取材にこう語ったといいます。
「これ」というのは「徴兵」であり、その先にある「死」です。
他人事から自分事になったため、強い死の恐怖を感じたのでしょう。
死の恐怖といっても強弱があり、強い死の恐怖を感じれば、誰でも「何としてでも助かりたい」という心が生じます。
こちらで詳しく書いた通りです。
死より怖いものはない。「死は怖くない」とか「死より怖いものがある」と思うのは間違い。死の恐怖は人間の優れた能力。
徴兵そのものが怖いのではなく、死そのものが怖いのです。
ですので死を解決しない限り、根本解決になりません。
そして、なぜ死はこれほどまでに怖いのかということです。
死の恐怖の本質は、死後の地獄にあります。
死の恐怖は死後の地獄から生じているということです。
死の恐怖は、地獄を警告する有難いアラームでもあります。
アラームで目を覚まし、死の解決まで求めなければなりません。
徴兵をきっかけに死の解決まで求め切れば、徴兵は良縁だったと言えるでしょう。
東条英機もそのような人生でした。
求道は自己を知る道であり、人間の本性を直視する道です。
戦争のような極限状態では人間の本性が出やすいため、戦争から学べることは多いです。
そのため私も戦争をテーマにした記事をいくつか書いてます。
リアルタイムで戦争を目の当たりにできるこの機会を、自己を知る勝縁として活かすべきです。