CATEGORY

学ぶ

心霊研究が始まるきっかけとなった「ハイズビルの幽霊屋敷事件」とは

超心理学は心霊研究の流れを汲んでいますが、心霊研究は「ハイズビルの幽霊屋敷」と通称される事件から始まったといわれています。 1847年、ニューヨーク州の片田舎、ハイズビルという小さい村にフォックス一家が移住してきました。フォックス夫妻には2人の娘、11歳のマーガレットと、7歳のケートがいました。怪しいラップが聞こえるという噂があったものの、移り住んできたばかりの時は何も異常はありませんでした。しか […]

人間は必ず無間地獄に堕ちる

無間地獄は、苦しみに間の無い地獄という意味で、阿鼻地獄とも言います。阿鼻とはインドの古い言葉、サンスクリット語「アヴィーチー」の音写(漢字をあてたもの)です。 最悪の地獄 数ある地獄の中でも最悪の地獄が無間地獄です。八大地獄の前7つの地獄が幸せに思えるほどです。 寿命 無間地獄の寿命は八万劫年です。「劫」の説明として次のようなものがあります。 磐石劫:四十里四方の大盤石を、百年に一度、薄い羽衣で払 […]

死より苦しいことはない。死はすべての幸せを一瞬で破壊する。楽な死に方はない。

死は、世間一般で思われているよりもはるかに深刻な世界です。 死は最大の苦しみ 人生には無数の苦しみがありますが、死の苦しみは他のどんな苦しみより大きいものです。死以外の苦しみは浅い水溜りで溺れているようなものですが、死は大海で溺れるようなもので、とにかく比較になりません。・他の苦しみが幸せに思える苦しみは相対的なものなので、比較するものによって苦にも楽にもなります。どれほど強い苦しみであっても、死 […]

死より怖いものはない。「死は怖くない」とか「死より怖いものがある」と思うのは間違い。死の恐怖は人間の優れた能力。

死より怖いものはない 「精神的なストレス源は、究極的には人類最大の恐怖、死への恐怖につながっている」(アルベルト・ヴィロルド/心理学者/州立サンフランシスコ大学教授) どれぐらい怖いのか 哲学者のショーペンハウエルは、「人生は免れることができない死と、死に対する恐怖との合宿所である」と言いましたが、死の恐怖といっても強弱があります。完全な死の直前である臨終の恐怖が最も強い死の恐怖であり、本物の死の […]

「あっという間の人生」といわれるがどれぐらい速いのか

幼稚園の時、小学生が大人に思えたものです。まして中学生、高校生、大学生なんてもっと大人の世界であり、ずっと遠い先の話だと思っていました。誰でも同じような感覚を持っていたはずです。しかし今や、もっともっと年上になってしまいました。これまでがそうであったように、これからもあっという間に過ぎていくでしょう。もっと言えば、年齢が増すにつれて体感速度は加速するので、これまで以上に早く過ぎるはずです。このこと […]

死は突然やってくる。すべての人間は死刑囚

死と聞くと、遠い話のように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。「平均寿命ぐらいまでは生きられる」と思っているでしょうが、そうではないのです。「頭を冷蔵庫につっこんで、足先をバーナーにかざしていても、平均体温は正常だ。私は、平均値にはいつも用心している」と言った人もいますが、数字に惑わされてはいけません(ちなみに、「統計上」は平均寿命まで生きられる確率は約50%)。 「一寸先は闇」という諺 […]

人間は死が大嫌い

死は人間にとって非常に嫌なものです。いかに人間が死を嫌悪しているか、生活の様々な場面で見ることができます。たとえば4号室がなかったり、刺身や沢庵を4切れで出さなかったりします。「4という数字は死を連想する」という理由です。そうかと思えば、4番バッターにはなりたがります。「刺身や肉は死体だから縁起が悪い」とも言いません。縁起が悪いというデメリットよりメリットのほうが上回っているのでしょう。他にも「椿 […]

「健康」はない。人間の致死率は100%。

人間は必ず死ぬ 「生あるもの必ず滅す」といわれるように、すべての人は死から逃れることはできません。人間は膨大な金と時間と労力を使って、必死に死を遠ざけ抵抗しますが、必ず負けることが決定しています。 致死率100% 幸せな時であろうと不幸な時であろうと、意識するとしないとにかかわらず死は確実に近づいています。「人生は死に向かっての行進」と言った人もいますが、統計上は、死ぬ確率は年齢とともに上がり、最 […]

現代医学と仏教の死の定義を比較する

死の定義について、現代医学と仏教とで比較してみます。 現代医学 まずは、現代医学による死の定義です。・脳死説脳幹を含むすべての脳の機能の不可逆的停止をもって死とみなす説。人工呼吸器によって心臓や肺は機能している状態。 ・三徴候説(通説)「呼吸」「脈拍」「瞳孔反射機能」の不可逆的停止をもって死とみなす説。つまり、息をしておらず、心臓が停止して脈拍がなく、瞳孔が開き、光をあてても反応がない。この説が現 […]

「我に七難八苦を与えたまえ」苦しみに立ち向かう幸せがある。しかし、その幸せも無常。努力し続ける人生で終わってはならない。

苦しみに立ちむかうことは道徳倫理でも言われることですが、自己を知る上でも重要です。・苦は楽の種「楽は苦の種」「苦は楽の種」という諺もありますが、楽は人間を弱くし、結果として苦しみも多くなり、逆に、苦は人間を鍛え、結果として楽も多くなります。精神も肉体のように休ませると弱くなり、働かせると強くなるのです。心理学でも、精神力は筋肉と同じように鍛えられることがわかっています。「苦難が神経の抵抗力をつけ健 […]