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知床観光船沈没事故に思う

こんにちは、オンリーライフです。 知床半島沖で起こった事故が世間に衝撃を与えていますね。 この事故で思うことも色々とありますが、今回はこの話をします。 毎日新聞が、こんな記事を報じていました。 「知床岬へ」母子はカズワンに乗り換えた 証言でたどる観光船事故https://mainichi.jp/articles/20220522/k00/00m/040/167000c 要約すると、当初カズスリーに […]

本ができるまで

戦争にウイルスに地震にと、流れるニュースを見て、まさに末法だなと思う日々です。 ※末法の意味については、こちらをご覧ください。 仏教者は、あらゆる苦しみを勝縁(良縁)にします。人生の目的である死の解決をするために、不幸を活かすのです。 世間では、死を遠ざけるメッセージがよく流れますが、これは死の解決の方法を知らないからです。 死を遠ざけたところで、根本解決にはなっていません。死は厳然としてあり、近 […]

求道は何をしたらいいのか?

ウィルス、地震、テロ、戦争etc、人生は死の縁で溢れており、いつ死んでもおかしくない無常の命です。 死の縁は無数にあり、取り除いても取り除いてもきりがありません。 死の解決をしない限り根本解決とはならず、真の安らぎはないのです。 ですので、一刻も早く死の解決をするため求道に励んで欲しいと思います。 さて、「求道するには、まず何をしたらいいのか」と聞かれることが多いので、今回はこの点について書きます […]

無明の解決と死の解決と悟りは同じこと

今回は無明について補足説明します。 無明についてはこちらの記事で詳しく説明しました。   無明を放置していれば死後が地獄ですので、急いで解決する必要があります。 その解決法が「死の解決(悟り)」です。悟りについてはこちらの記事で詳しく説明しました。   悟りを開くことで無明の解決ができます。 ですので、無明の解決は人生の目的であり、絶対に解決しなければならないのです。 &nbs […]

進化論は「悟り」へ向かう。ダーウィンから望月進化論へ。

「〇〇進化論」なるものは数多くあります。「悟り」の研究も昨今では増えてきました。特に注目したいのが、城西国際大学教授の望月清文による研究です。少し詳しく紹介しましょう。〇進化論の間違いダーウィンの説く漸次的な進化(単純な生命体から少しずつ変化すること)では説明できない現象があると指摘します。たとえば5万年前頃の文化的爆発については次のように言います。「人類が猿人から進化し、石器を作り始めるのが20 […]

超心理学とは何か。なぜ発展しないのか。これからどうなっていくのか。なぜ重要なのか

超心理学の説明について、辞書には次のように書かれています。 「自然現象に合致しないと思われる超常現象を対象とする、心理学の一部門。感覚を通じないで観念の伝達が行なわれる現象、第六感、心霊現象、テレパシー(精神感応)、透視などを扱う。」(精選版 日本国語大辞典) 「現在の科学では説明不可能と思われる精神現象を研究する心理学の一部門。テレパシー・透視・予知・念力などを扱う。」(デジタル大辞泉) 超心理 […]

【自利利他】人を幸せにする幸せ。その限界と本当の価値

人を幸せにする幸せ これも研究に次ぐ研究が示すように、孤独感を始め様々な苦悩を、愛を与えること、人を幸せにすることで減らすことができます。カナダの生理学者、ハンス・セリエは、人を幸せにすることでストレスを減らし幸福感が多くなると言いました。ちなみに、ストレスという言葉は、1936年にセリエがストレス学説を発表して以来、広く使われるようになったといわれています。スタンフォード大学心理学教授のルイス・ […]

「自分」とは何か?人生は自分を知るためにある。自分を客観視する方法とは?本当のマインドフルネスとは?

私以外私じゃないの(ゲスの極み乙女。) 自分を知る重要性 自分を知る重要性は古くから多方面で教えられています。哲学者のモンテーニュは「世界でもっとも偉大なことは、己自身を知ることである」と言いました。「朝には四本足、昼には二本足、夕方には三本足の生き物は何か?」これはギリシャ神話に出てくる有名なスフィンクスのなぞなぞで、答えられなければ食い殺されるとされています。答えは「人間」ですが、これは遠まわ […]

オルソップに学ぶ死の恐怖と人間の本性

死の恐怖を感じただけでなく、その恐怖が続かない心理も描写している事例を1つ紹介します。〇本の内容アメリカの政治コラムニスト、スチュアート・オルソップは、1971年に急性骨髄性白血病(AML)と診断され、その体験を著書「最後のコラム」に綴っています。AMLは発病後1年ほどで死に至るとされており、死を間近に感じた人間がどういう心理になるか詳細に描写しています。・処刑の一時停止本の原題は「Stay of […]

人間は「自分だけは絶対に死なない」と思っている

死は信じられない 「死が怖い」と悩んでいた人に対して、「死なんて有り得ない心配せずに、もっと楽しいことを考えよう」とアドバイスしていた人がいました。古代インドの叙事詩マハーバーラタには、ヤクシャという精霊が賢人ユディシュティラに「最大の脅威は何か」と尋ねる場面があります。いわく、「日々無数の人々が死んでいるのに、私たちはまるで不死であるかのように生きていること」人間は、自分の死は信じられません。 […]